うたかたの日々

育児中のパパ目線から、日々買わされるボーイズトイや教材などのレビューを書いていきます。

ナガセ はなまるリトル 四谷大塚知能教育研究所

ナガセから出版された、はなまるリトルのシリーズです。
ごく簡単に紹介してしまえば、四谷大塚の通信教育「リトルくらぶ」からの市販教材。
特に、早期教育に関しての方針は、高濱正伸氏が唱える教育論とも共通した部分があるように伺えたので、下記のとおり、過去のレビューのリンクを貼っておきます。

auraclover.hatenablog.com

四谷大塚では、小学1年から3年までを知能開発期と位置づけています。
年齢で言うと、10歳が臨界期であり、以降の伸び代は期待できず、トレーニングをしたところで効果はない、と。
このような考え方の根拠には、J.P ギルフォード(心理学者)の「知能構造論」を下地に置いているのだそうですが。
それ以外の医学的根拠やデータなどは、いっさい見られませんでした。
なにより、そのような考え方が正しいと証明できるような、根拠やデータに関しては、まったく触れられていませんでした。
結局のところは、いわゆる早期教育をビジネスとしているので、あくまでもセールストークとして捉えておく程度が、無難でしょう。

なお意見や感想には、個人差があります。

 

要するに、先述に関しては。
四谷大塚としては知能構造論を支持するのだから、そこから飛躍しながらも、知能の発達は10歳程度までにしか見込めないと説明している、と言うだけの話でした。
このような論理を、赤塚不二夫(漫画家)の「天才バカボン」を下地として、ごく簡単に説明しておくと。
バカボンのパパは、バカボンのパパだから、バカボンのパパなのだ!」と変わらない論理的推論、つまりは三段論法にしか過ぎませんが。
ついうっかり辛辣に踏み込み過ぎてしまったので、ここからの後半はフォローに回りたいと思います。

まず教材としては、良い教材でした。
学年や教科ごとに分冊され、教科書の範囲から、応用への繋ぎになります。
或いは、くもんや学研などの教材から、日能研サピックスなどの教材を導入する前の、間を埋められます。
また低学年を対象としたものであれば、小学校の入試範囲も含むため、その受験教材として、また学び直しのための教材としても使えます。

全体的に見やすいレイアウトで、問題の配列としては、ギルフォードの知能構造図を元にした、知能因子の分類別に構成されています。
難易度に関しても、教科書などに見られるような学習段階別ではないので、実際の進め方においては、人それぞれのはずです。



追記として。
直近のレビューも含め、学習塾の運営方針に対する、懐疑的な見方を示してしまいました。
ごく個人的に、枝葉は取り払った上で、あまり踏み込まないように考えてはいるのですが。
根幹において、時には見過ごせない場合もあります。
これは受験において言えば、アドミッション・ポリシーに相当するのですが。
子の進学先を選ぶ際には、保護者の方も、必ず目を通しておくことをおすすめします。