クオリアからリリースされていた、「ポケットクルリン2/Pocket Kururin2」です。
ごく簡単に紹介してしまえば、デスクトップスポーツのためのフィジェットトイ(カプセルトイ)。
ラインナップは、色違いの全8種。
過去のレビューは、下記のリンクから。
フィジェットトイ(Fidget Toy)とは。
フィジェット(そわそわする、 手持ち無沙汰である)を解消することを目的とした、暇つぶし用玩具。
だから、くだらないと言ってしまえば、確かにそのとおりなのですが。
以前には「ハンドスピナー」の流行があり、米国では「フィジェットスピナー」と呼ばれていた流れから、とうとう「フィジェットトイ」と呼ばれるような玩具の分類が確立されるようになりました。
また小物としても、カプセルトイに適したものが多く、子供目線から見れば、もはや珍しくもなくなったようです。
さて、ポケットクルリンは、樽状のシンプルなフォルム。
上部のシリコンに指先を乗せてゆっくり倒すと、クルクルと回転して起き上がろうとします。
いわゆる「起き上がりこぼし」です。
まずは、カプセルから。
続いて、開封。
同梱の小冊子
ラインナップは、色違いの全8種。
基本的な遊び方
ポケットクルリン本体
塗装によりメタリックな質感が見られますが、外装は金属ではありません。
初見の際には、正直に言って「こんなつまらないものをどうやって遊べば(楽しめば)良いのだろうか?」と思ってしまったのですが。
子が、すでに遊び方を知っていて、まったりと説明してくれました。
まずは両手を使い、クルクルと短い距離を往復。
次に、まるで図形を描くように、クルクルと移動。
そして人前で実演してみせるのであれば、複数個あった方が良いとのこと。
どうやら練習を要し、手慣れることで、パフォーマンスの向上が見込めるフィジカルトイなのだそうです。
ポケットクルリンを転がしながら、無邪気に面白がる妻子を眺め、ふと「暇を持ち合わせていない自分」に気づかされてしまいました;
それから、なんとなく思い出したのですが。
かつて「寄生獣」と言う漫画作品において、寄生生物「ミギー」が人間と言う動物に対し、賛辞を送る描写がありました。
「心に暇(余裕)がある生物、なんとすばらしい!」
以上、おつかれさまでした。