うたかたの日々

育児中のパパ目線から、日々買わされるボーイズトイなどのレビューを書いていきます。

インプレス スラスラ読めるJavaScriptふりがなプログラミング

インプレスからリリースされた、スラスラ読めるJavaScriptふりがなプログラミングです。
たった一言で紹介してしまえば、JavaScript(ジャバスクリプト)の入門書。
コンセプトとしては、コードにルビを振り、更に日本語の文章による「読み下し文」でフォローすることにより、初学者がJavaScriptの構文を独習できるようになっています。
すでに現時点までに、ウェブ上には様々な学習サイトがあり、色々な入門書が出版されてきましたが。
本書については、後述のとおり、異彩を放っていました。

過去のレビューは、下記のリンクから。

auraclover.hatenablog.com

また後述の本文においては、本書の他、学習サイトなどに関しても触れています。

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来年の2020年から、小学校などにおいても、プログラミング教育が必修化されるそうです。
子は今現在、ちょうど小学生。
だからと言うわけではなく、子の場合においては、とにかく「やらないわけにはいかない理由」が、降りかかってきてしまいました。
そのため、なけなしの時間をやりくりしながらも、どーにかこーにか楽しませながら日々、取り組んでいます。
本書は、その最初の一歩を踏み出す際に参考にした、1冊目でした。
またプログラミングと言っても、人それぞれに導入の仕方はあると思いますが。
ごく個人的には、HTML + CSS + JavaScriptを選択しました。
まずは、そこから。

 

『スラスラ読めるJavaScriptふりがなプログラミング』の特徴

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本書におけるプログラムの読み方

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収録内容

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本書における、実行環境としては。
ブラウザはChromeテキストエディタAtomを推奨。
(いずれも無償で利用できます)

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試し読みとサンプルプログラムのダウンロードは、下記のリンク先です。

book.impress.co.jp

またamazonの商品ページでも、「なか見!検索」を利用できます。

本書は、サンプルプログラムやコピペに頼らず、まるで算数ドリルのように、実際にコードを読み書きすることで、易しく学べます。
因みに本書のシリーズとしては、Pythonなどがリリース済みです。
また同時期には『つくって覚えるJavaScript+HTML5入門』を併用していました。
こちらも小さなプログラムを書いては動かす「Write & Run」方式により、アプリケーション開発を学べます。

本書では、JavaScript+HTML5によるサンプルアプリケーションを5本ほど用意しています。

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それから、プログラミング学習サイトは、下記のリンク先の『Code Studio』を利用していました。

studio.code.org

『Code Studio』は、4歳から高校生ぐらいまでの若年層を対象にした、プログラミング学習のための総合サイトです。
プログラミング教育環境として有名な「Scratch」と同様に、ビジュアルプログラミング言語によるプログラミング遊びを楽しめます。
そのため実際のコーディングは、いわゆる「習い事のプログラミング教室」で見かけるような、ブロックベースのプログラミング遊びです。
但し、同時にJavaScriptでの表示にも対応しています。
なにより豊富なチュートリアルが用意され、日本語にも対応しています。

以上、おつかれさまでした。
(意見や感想には個人差があります)

さて、ここからは、どーでもいい余談になります。
今回は、私見ばかりを多く含み、易しい内容ではないため、以降の内容は、解釈によっては自尊感情を害してしまったり、気分を「不快にさせてしまう」恐れがあります。
(意見や感想には個人差があります)
予めご了承ください。

いきなり私見ですが、まず義務教育におけるプログラミング教育については、正確に言えばプログラミング体験に止まり、決して何かしらのプログラミング自体が出来るようにはならないと思います。
根拠としては、義務教育における英語教育だけでは、日常的な英会話を習得することが困難である理由と、おおよそ同じ見方です。
或いは、上記の英語を、例えば音楽や体育などに置き換えたりもできます。
要するに「やりたいなら勝手に(自助努力で)やれ」ば良く、「やりたくないなら出て行け」と。
結局は「情緒の問題」として置き換えられてしまいます。

日本の義務教育とは、ざっくりと言ってしまえば、単線型教育制度です。
児童、生徒にとっては普通教育を受けるための権利であり、保護者にとっては就学させなければいけない義務です。
他の先進国と比べ、明らかに異なる点としては、親が子に対し「教育しなければならない」義務ではなく、「小・中学校へ通わせなければいけない」義務である、と言う違いがあるようです。
そのため「浮きこぼれ」ようが「落ちこぼれ」ようが、誰でも一律に、一年ごとに進級、進学できてしまいます。
更に「飛び級」や「留年」などを審査されず、選択できない制度だから、「天才」なんていないし、「馬鹿」も存在しないはずです。
よって「ギフテッド」や「ホームスタディ」などに関しては、他国の話であり、あくまでも言葉だけのものとして、日本国内では認められません。
例えば「発達障害」と言うことで、さっさと片づけられてしまうような印象があります。
但し、これはこれで「偏見」であるとも考えられます。

なお今回の余談に限り、これまで意識的に控えてきた言葉を挙げまくっているので、とりあえず、ここで一文を置いておきます。

「意見や感想には個人差があります」

しかし現実に「不登校」などの諸事情であれば、もちろん生じるはずです。
そこで、もしも環境を変えられるのであれば。
或いは、フリースクールなどにコストを費やしてしまうぐらいであれば。
例えば2年以上、他国へ留学、もしくは居住しておくのです。
そうすれば日本国内の国公立校および私立校、それにインターナショナルスクールであれば、帰国子女枠として、随時編入が可能になります。
これは、ネットスラングで言うところの「学歴ロンダリング」などと言えてしまうのかもしれませんが、大学院進学の際と比べれば、意外と一般には知られていません。

なお本意に関しては、行間を察していただければ、幸いです。