SHARPからリリースされた、関数電卓「ピタゴラス」スタンダードモデルです。
たった一言で言ってしまえば、プログラマブル関数電卓。
カラーバリエーションは、ブルー、ホワイト、レッドの全3種。
掲載画像の型番とカラーは「EL-509T-WX」のホワイトです。
過去のレビューは、下記のリンクから。
今日は、子の受検に付き添いました。
数学検定では、二次の数理技能検定に限り、予め電卓の使用を認めています。
そのため、公式サイトのFAQからもアナウンスされているとおり、もちろん関数電卓やグラフ電卓も使用できます。
また以前に、数学検定と、その教材についてのレビューを書いたのですが。
おそらくは、大学入学共通テストの影響なのでしょう。
出題内容の長文化をはじめ、記述式および作図による回答の増加傾向が伺えました。
そこで、しれっと邪推してしまえば(いわゆる天下りの受入とかロビー活動だとかに積極的になれば)後に、大学入試センターへの成績提供の認定もありえるのかもしれません。
なお現時点までは、民間試験の利用は英語のみ、10種類(7団体)。
さて、関数電卓「ピタゴラス」スタンダードモデルの仕様は、下記のとおり。
【関数・機能】559
【桁数】10桁
【寸法】幅80×奥行166×高さ15(mm)
【質量】108g
【使用時間】約3,000時間
本体の上部に、補助電源としての太陽電池が備わっていますが、アルカリボタン電池(LR44)も採用されています。
使用時の環境光により、2つの電源方式が、それぞれに動作するためです。
ピタゴラスのモデルとしては、スタンダードモデルの他にも、アドバンスモデル、エキスパートモデル、それにグラフィック関数電卓などもリリース済み。
子にしてみれば、盤面が見やすく、しかも取り扱いやすかったらしく、あえて教えもしない内に、いつの間にか使いこなせるようになっていました。
家庭学習においてはもちろん、数学検定の本試験においても、駆使している様子が見られました。
表示については、日本語と英語の切り替えができます。
子曰く「式の入力がしやすい」とのこと。
モードによっては、必ずしも必要ではなかったであろう、お遊び的な機能も備わっていました。
例えば、コインやサイコロの確率(抽選)を(擬似)乱数として生成できたりもします。
取扱説明書のアップロードについては、ごく一部のみとさせていただきます。
記憶によれば、子の学習状況が、高校数学の範囲(数学Ⅰ・A)に入った頃に、導入しました。
数学検定で言えば、準2級です。
以上、おつかれさまでした。