タカラトミーからリリースされていた、サムライボーグ 激闘プレミアムボックスです。
ごく簡単に紹介してしまえば、体感型斬撃バトルロボットホビー。
2014年の終わり頃にリリースされていたらしい、オムニボットのシリーズから「バトロボーグ」の、オールインワンセットでした。
なお、前回のレビューは、下記のリンクから。
オムニボットは、タカラトミーの販売する、エンタテインメントロボットシリーズ。
なおオムニボットに関しては、下記のリンクから。
サムライボーグ 激闘プレミアムボックスのセット内容は、下記のとおり。
・金剛武神(武器ホルダー付き)
・武器3種(ハンマー、斧、鎌)
・斬撃コントローラーゴールド
・武装ドラゴン(全長約270mm)
・シール、取扱説明書
製品は、完成品ではなく、一部、組み立てなどの作業が必要です。
おもちゃ・ベビー用品の専門店「トイザらス」にて、投げ売りされていたところを見かけ、つい購入してしまいました。
まずは、パッケージから。
続いて、背面。
取扱説明書は、下記のリンクから。
そして、開封。
遊び方としては「斬撃コントローラーゴールド」の操作により、自分自身の分身であるサムライボーグ「金剛武神」を戦わせます。
討伐の目標は、自動で動き回る「武装ドラゴン」であり、部位破壊をしながら、背中の弱点「ドラゴンコア」を狙います。
ごく簡単に言ってしまえば、ロボットによる、モンスターハンターの討伐クエストを、簡略化したものです。
斬撃コントローラーゴールドは、刀の柄型で、ストラップ付き。
これを振るなどの操作により、金剛武神がアクションしますが。
コントローラによる、前進や後退はできません。
金剛武神のアクションのついでに、左右に弧を描くので、その反動のみが、移動方法でした。
それから規定のモーション操作と入力が成功すれば、連続攻撃などの必殺技が見られます。
金剛武神は、上段構えと下段構えから、それぞれに斬撃を繰り出せますが。
それ以外の動作は、できません。
なお装甲パーツは、脱着できます。
充電は、「斬撃コントローラーゴールド」に差し込むだけ。
武装ドラゴンは、ただ、ひたすらに前進、回転、停止をランダムに繰り返すのみ。
それ以外の動作は、できません。
なお攻撃目標として、足と尾が外れます。
そして背を開き、弱点のドラゴンコアを攻略すれば、討伐終了です。
以上、おつかれさまでした。
致命的な問題を抱えながらも、非常に惜しく、色々と可能性すら感じさせてくれるロボットトイでした。
また実際に遊んでみて「もっと、こうだったら良いのに」と思わせるところが多く、つまりは改善の余地が、盛り沢山にあったのです。
おそらくはゲームソフトであれば、いわゆる「クソゲー」と呼ばれ、ごく一部のユーザーから熱烈な支持を集め続けられるような、そんな魅力すら持ち合わせた、残念な玩具でした。